押山剛司建築設計事務所Tsuyoshi Oshiyama Architects

House in Nakano

敷地は前面道路より一段高いところにあり、視界の抜けのいい場所にあった。

そんな場所にあった住宅の建て替え計画で、ガラスを多用し太陽をふんだんに取り込みたいというのが施主の要望であった。

おおよそ正方形の敷地が故、建物を一塊にしてしまうと奥行が深くなり光が入らなくなることから、中庭を用いる提案とした。

1階は中庭を中心に各諸室が展開し、LDKと和室のある共有の空間。
2階は、片方ずつのウィングに夫婦が絶妙な距離感で個室を構える計画である。

中庭を挟んで両ウィングが存在することで、立体的に各室を感じることのできる家となった。

  • 用途:住宅
  • 所在地:東京都中野区
  • 構造:鉄筋コンクリート造
  • 階数:地上2階
  • 敷地面積:563.17㎡
  • 建築面積:269.51㎡
  • 延床面積:394.36㎡